2023年1月11日の早朝に見た夢

夢を見た。起きたら泣いていた。
 夢の中で私は埠頭にいた。少し前にそこで弟?と思われる人を殺して、自家用車の運転席に座って放心状態になっていた。夢はそこで放心状態になっているところから始まった。しばらくうずくまるようにしていると、亡骸を見つけた通行人が不審がっている様子に気付く。周囲の様子に慌てた私は車を走らせて、その場を去ろうとした。しかし、慌てていたためかバックで切り返そうとした時にアクセルを踏みすぎてしまい、埠頭から車もろとも転落し、海に沈んでしまう。苦しさを感じもがくもののどうにもならず、沈み続けるうちに次第に意識が薄れ、次第に気持ちよさを感じ意識が途絶えた。
 次に気がつくと、家のような不思議な場所にいた。室内は和室のような場所で、穏やかで自然な明るさがあり、苦しみのない場所で不思議な気持ちになる。何か大きな存在がそこにある事に気付いたが、覚えていない。はっきりとは覚えていないが、ここは次に行く為の場所なのだと直感的に理解していた。しかし、そこにいた自分は、次に自分が地獄に行くのか天国に行くのか、また何かに生まれ変わるのかだとか、そういった事は全く考えてはおらず、ただ心地良さを感じていたように思う。
 家のような場所には窓があり、窓を覗くと生きている人の様子が見えた。夢の中の自分は、母親や他の家族よりも早く亡くなってしまったようだった。生きている者の営みがそこから見えて、私はそこで号泣した。そして、夢から目覚めると私は泣いていた。
 
補足
夢の中の登場人物は自分を含めて、現実の自分や家族とは全く違う人物だったように思う。