観念浄化のやり方について

観念浄化という言葉で検索すると、おそらくハートロケットやM2といったワークにたどり着くと思う。具体的なやり方はネットを検索して調べてみると見つかると思う。
以下は私が取り組んでいる観念浄化の手順だ。

 

1. 観念リストを書き出して
2. ハートロケットで観念浄化する

 

日常的に感情や思考を揺さぶられる出来事に遭遇した時に、観念リストとして書き留めている。他人のことであれこれ考えてしまうような時も観念を自覚する絶好のタイミングだと思う。自分のことよりも他人のことで色々湧いてくる事が多いので、そういった場面では注意して自己観察していると色々なことを自覚できると思う。

例えば電車に乗り遅れて不機嫌そうにしている人を見て、「そんなことでいちいちキレるなよ」と、相手に思ったとする。そういった場面で自分は次のような観念に基づいて思考が展開していることに気づく。

 

- 人前で感情的になるのは良くない
- 人前で感情的になっている男は怖い
- 電車に乗り遅れそうだからって慌てるのは危ない
- 遅れるのはダメ
- 時間にルーズだから電車乗り遅れるんだ
- 他人の行動をいちいちジャッジするのは悪い癖だ
- 公衆の面前で変な行動したら、他人から色々言われても仕方ない

 

他者に対する否定的な思考だけではなく、そういった否定的な考えを抱いている自分自身についても否定的に見る思考があって、なんというか思考が認識する対象すべて否定しようとする癖があるのだなと思う。
こうして、実体験の臨場感を伴った観念リストを書き出していき、観念浄化に取り組む。

 

観念浄化のテクニックとして、私はハートロケットを用いている。
ハートロケットのやり方はYoutubeで公開されているので検索してみると良い。
大事なポイントについて。ロケットを胸から発射する妄想は不要で、むしろロケットの妄想をしていたら、肝心の観念を感じることができないので意味がなくなってしまう。

一連の動作がハートからロケットを飛ばすような所作に見えるから、ハートロケットと命名しただけなのだと思うので、名称に引きずられて余計な妄想はせずに取り組むと良い。まとめるとハートロケットで大事なことは次の通り。

 

・観念を一つ一つ声に出して読み上げる
・胸に手を当てて心と体の反応を感じる
・以上の二点以外の事に気をそらさずに取り組む
・ワークに対する疑念や執着心もワークの対象にする